
地域の小病院でありながら、専攻医に選び続けられているプログラム。
一人の患者を、救急、病棟、外来、訪問診療、施設と続けて診るため、患者・家族に伴走し、主治医感を養うことができます。
医師として確かな臨床力を身につける勉強会、教育回診。そして老年科、感染症、認知症、緩和、東洋医学などの興味のウイングを伸ばすことのできるサポート。
あなたの医師として"こうなりたい"をこの地で実現しませんか?
プログラムについて
1.研修で得られるもの
研修中に得られるもの― 3年間の総合診療プログラムを通して、医師として幅広い知識と技術、そして地域に根ざした視点を身につけ、地域で信頼される総合診療医として自立することを目指します。
このプログラムではまず、年齢や疾患の種類を問わず、幅広い患者に対応できる診断力・治療能力を養います。救急外来、急性期病棟、再診外来、訪問診療など異なるセッティングを担当することで、急性疾患から慢性疾患、多疾患併存例、さらには健康管理や予防医学に至るまで、さまざまな医療ニーズに対応できる確かな臨床力を養います。また、病気だけでなく、患者の生活背景や心理的・社会的側面にも目を向ける「全人的医療」を実践する力を育てます。
さらに、地域包括ケアや在宅医療といった、病院の枠を超えた医療の現場にも積極的に関わります。看護師や薬剤師、リハビリスタッフ、介護職など多職種と連携しながら、患者の生活を支える力を磨きます。特に在宅医療では、患者の暮らしの場で医療を提供し、人生の最終段階に寄り添う経験も積み重ねます。
また、患者やその家族と信頼関係を築くコミュニケーション能力も重要です。丁寧な説明や、患者の意思決定を支える姿勢を通じて、安心と納得のいく医療を提供できるようになります。
加えて、診療所や地域医療のマネジメント、後輩の指導や地域医療に関する実践的な研究など、医療現場を支える側面にも関与します。日々の実践の中で、医師としての倫理観や責任感を深め、生涯にわたって成長し続ける姿勢を養います。
最終的には、「この地域にこの医師がいてよかった」と思われるような存在、つまり、住民から信頼され、何でも相談できる身近な総合診療医として、地域社会に貢献できる人材へと成長することが、この3年間のプログラムの目標です。
2.プログラムの魅力






3.研修施設
- 【基幹施設】
- 市立大町総合病院
- 【研修協力施設】
- 県内:相澤病院/安曇野赤十字病院/小谷村診療所/
老人保健施設「虹の家」(病院受託施設)/大町市訪問看護ステーション(病院併設)/その他
県外:飯塚病院/多摩総合医療センター/神戸市立医療センター中央市立病院/亀田総合病院

4.研修期間
3年間
5.ローテーション例

※3年目終了後、専攻医の希望に応じて、家庭医療専門医や病院総合診療専門医の資格を取得するためのプログラムに移行できます。
6.週間予定例

専攻医1年目から外来や訪問診療を経験できます。
※毎月第3火曜日15:00-17:00はレジデントデイを実施しています。
7.研修修了後の進路
- 当院医師として勤務可能(歓迎)
- 日本プライマリ・ケア連合学会「家庭医療プログラム」を専攻し、家庭医療専門医を目指すことができます。
- 日本病院総合診療医学会「病院総合診療プログラム」を専攻し、病院総合診療専門医を目指すことができます。
- 希望があれば、その他の進路希望に関して個別相談に応じます。
- 国内留学も可能です(個別に相談します)。
専攻医・指導医からのメッセージ
専攻医
プログラム責任者
指導医
研修風景
訪問診療
在宅カンファ
専攻医集合写真
朝・昼カンファ
地域ケア会議
教育回診
病棟業務
外来
出張診療
訪問診療
救急外来
病棟回診
学校教育
予防医療
勉強会「神経内科」
勉強会「身体診察」
わかさぎ釣り
応募・見学について
お問い合わせ・書類提出先
- 市立大町総合病院 医療支援室 担当:横澤
- 所在地:〒398-0002 大町市大町3130番地
- 0261-22-0415FAX 0261-22-7948
- E-mail:hospital@hsp.city.omachi.nagano.jp