診療科・部門

脳神経外科

メッセージ

 当地は冬の寒さが厳しく脳卒中が多いです。救急隊から直接情報を受け速やかな対応を心がけています。半身不随、しびれ、呂律障害、頭痛、めまい、歩行障害など急に起こったときはためらわずに救急車でおいでください。その他、頭部外傷、痙攣、一酸化炭素中毒などの急な意識障害、蘇生後の低酸素脳症などの初期治療にもあたっております。脳外科疾患は急変が多く深刻な後遺症を残すものが多いので急患治療を優先します。外来予約をお待たせすることがありますが、御理解のほどお願いいたします。睡眠時無呼吸症候群の診断治療にも取り組んでいます。口腔外科と連携しマウスピース、CPAP療法も行っております。認知症の診断治療は認定看護師と連携してチームで行っております。
 2気圧の高圧酸素タンクに入る高気圧酸素療法を行っています。血行が悪くなったために起こる難治性潰瘍や突発性難聴、網膜中心動脈閉塞なども急性期治療しています。
 片頭痛を中心とする慢性頭痛の治療を木曜日午後に実施しています。CGRP関連薬が新規に開発されており予防と治療の有効率が上がってきています。針灸治療や臨床心理士による精神的サポートも行います。

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医師紹介

青木 俊樹あおき としき

職名
副院長 兼 脳神経外科部長
専門医等
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医/日本救急医学会認定救急科専門医/日本頭痛学会認定頭痛専門医/日本高気圧環境・潜水医学会認定高気圧医学専門医/認知症サポート医/日本リハビリテーション医学会認定臨床医/CPAP療法士
所属学会
日本脳神経外科学会/日本救急医学会/日本脊髄外科学会/日本頭痛学会/日本脳卒中学会/日本高気圧環境・潜水医学会/日本認知症学会/日本睡眠学会/日本脳神経外科漢方医学会/日本リハビリテーション医学会
得意分野
上記専門領域、睡眠時無呼吸症候群、認知症、漢方薬治療

どのような症状を主に診ていますか?

  • ①脳卒中が疑われる急な麻痺、歩行障害、言語障害、脳卒中後遺症
  • ②頭部外傷
  • ③頭痛(急な頭痛は毎日対応しています)
  • ④めまい
  • ⑤睡眠時無呼吸症候群(昼の眠気、頻回の夜間途中覚醒、慢性の頭痛やめまい)
  • ⑥認知症(アルツハイマー病、血管障害型など)
  • ⑦脊髄疾患(両手や両下肢のしびれ)
  • ⑧顔面神経麻痺
  • ⑨急な視野視覚障害
  • ⑩急な意識障害 傾眠 認知機能の低下