メッセージ
膠原病(こうげんびょう)とは、自分のからだを守るために存在するはずの免疫のシステムに異常がおき、自分自身を攻撃してしまう病気の総称で、自己免疫疾患とも呼ばれます。その代表が、関節に炎症をきたす関節リウマチです。「膠」は「にかわ」とも読み、からだの中にあるコラーゲンを意味し、コラーゲンは皮膚と筋肉、細胞と血管などをつなぐ結合組織に多く含まれています。
主に女性のほうが発症しやすいとされていますが、詳しい原因はわかっていません。難治性の病態も多くありますが、最近では新しい治療法が増えてきています。関節リウマチをはじめとした膠原病の診断・外来治療をはじめ、外来でコントロール不十分な方の入院治療なども行っています。
医師紹介
- 氏名
- 齊藤 圭介
- 専門医等
- 日本内科学会認定総合内科専門医、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
- 所属学会
- 日本内科学会/日本リウマチ学会/日本アレルギー学会/日本プライマリ・ケア連合学会
どのような症状を主に診ていますか?
- ①関節リウマチ
- ②全身性エリテマトーデス(SLE)
- ③シェーグレン症候群
- ④全身性強皮症
- ⑤多発性筋炎・皮膚筋炎
- ⑥混合性結合組織病
- ⑦ベーチェット病
- ⑧ 血管炎症候群
- ⑨ 成人発症スチル病