家庭医療後期研修プログラム
(市立大町総合病院×信州大学医学部総合診療科)

雄大な北アルプスの麓で信州大学医学部附属病院総合診療科と濃厚なコラボの基で研修をして家庭医・総合医になろう!!

北アルプスと大町病院

はじめに

 市立大町総合病院は、北アルプスの麓、長野県の西部に位置するこの地域の中核病院です。
 本プログラムは、当院を中心にこの地域の病院との連携のもと、プライマリ・ケアから2次救急、病診連携など家庭医療に関して包括的な研修が可能となる後期研修プログラムです。
 初期研修のほか、子育てなどでしばらく第一線を離れていた医師、他科の出身で家庭医療を研修したいなどの医師も歓迎します。また、一生のうち短期間でも北アルプスの麓で生活を希望する医師も大歓迎です。

プログラムの名称

北アルプス 家庭医療後期研修プログラム.

プログラム責任者

新津義文

(市立大町総合病院副院長 内科医)

プログラム責任者

指導医

関口健二

(信州大学医学部附属病院総合診療科 特任教授)

指導医

指導医からのメッセージ

 完成したプログラムではありません。未完成だからこそ、できることがあります。広がる可能性もあります。僕らとともに楽しみながら、質の高い地域医療を作っていきたい。君を!待っています。

概要

[北アルプス 家庭医療後期研修プログラム]が、日本プライマリ・ケア連合学会認定後期研修プログラムとして認定されました。
【認定期間】 2010年4月1日~2015年3月31日
【更  新】 2015年4月1日~2020年3月31日

研修目標

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一般目標

    2次医療の要である総合診療を必要としている地域の要請に応えるために、知識・技術の習得にとどまらず、それらを用いて臨床を行うことのできる能力(Competency)の習得を目標としています。

個別目標

全ての医師が習得すべき能力

    ①医療面接を通じて、病気の背景や人間関係を理解し、患者の抱えている問題に対して全人的アプローチを実践できる。
    ②得られた医療情報から、系統的鑑別診断および臨床推論の組み立てができる。
    ③解決困難な臨床的問題点や治療方針を決定するために、evidence Based medicineを利用し、当該患者へ適応できる。
    ④Common problemsの標準的初期診療・マネージメントを実践・教育できる。
    ⑤緊急時の基本的な処置(心肺蘇生、対症療法)を実践し、リーダーとして統率できる。
    ⑥終末期医療、緩和医療についての理解を深め、当該患者へ実践できる。
    ⑦他医師や他の医療従事者と適切なコミュニケーションをとり、医療現場で生じる様々な問題に対して適切に対応できる。
    ⑧カンファレンスで、ファシリテータ―としての役割を担うことができる。
    ⑨医学英和に親しみ、論文を批判的吟味をすることができる。
    ⑩公的な学会、研究会に積極的に参加する。
    ⑪日本内科学会認定医、総合内科専門医、日本プライマリ・ケア連合学会専門医の取得を目指す。

プログラムの概要と特徴

1.研修期間

    3年間または4年間

2.特徴

    (1)Common heaith problems symptomsへの「標準的」アプローチ能力の獲得!
    地域第一線の総合診療外来・救急外来を担当することで、多臓器にわたる健康問題や社会心理的問題を抱えた患者まで、幅広い症例を豊富に経験します。実際の症例を通して、病歴聴取から、身体診察、鑑別診断、検査適応、診断までの標準的なアプローチを、指導医と共に集中的に学ぶことができます。

    (2)どこへ行っても通用する「標準的」臨床能力の獲得!
    自分が初療にあたり入院になった症例は、そのまま担当となって入院管理に当たり、経験豊かな総合診療医・内科総合医による徹底した屋根瓦式教育体制により、随時、教育・フィードバックを受けます。どんな疾患にも責任と自信を持って診療にあたることができるようになるだけでなく、地域に根ざしかつ患者さんの幸せを中心に据えた、シームレスな継続的医療を提供することのできる能力獲得を目指します。
    (3)「標準的」臨床推論能力の獲得!
    地域病院と三次医療機関では診療ニーズが異なっており、遠方からの紹介患者が多く、病態も複雑であることが多い大学病院外来のセッティングでは、疾患想起のための戦略を利用した系統的臨床推論を用いて、正診率を最大に高める研修を行います。

3.研修施設

    基幹施設    市立大町総合病院

    研修協力施設  長野県立こども病院
            安曇野赤十字病院
            地域の国保診療所
            老人保健施設「虹の家」(病院受託施設)
            大町市訪問看護ステーション(病院併設)
            その他

研修プログラム

<ローテーション例>

4月~6月

7月~9月

10月~12月

1月~3月

1年目

総合診療Ⅱ(大町)

小児科
(県立こども病院)

2年目

総合診療Ⅰ(八坂診療所)

精神科
(あづみ医療)

内科各科
(安曇野赤十字)

3年目

内科各科
(安曇野赤十字)

救急科
(安曇野赤十字)

選択科

大町病院
(チーフ)

<4年コースの例>

4月~6月

7月~9月

10月~12月

1月~3月

1年目

総合診療Ⅱ(大町)

小児科
(県立こども病院)

2年目

総合診療Ⅰ(八坂診療所)

精神科
(あづみ医療)

内科各科
(安曇野赤十字)

3年目

内科各科
(安曇野赤十字)

救急科
(安曇野赤十字)

選択科

4年目

大町病院(チーフレジデント)

海外研修など

<市立大町総合病院ローテーション(週間予定)>

新入院
カンファレンス

身体診察
勉強会

症 例
カンファレンス

身体診察
勉強会

病 棟
カンファレンス
外部講師を招聘して、感染症や膠原病などのセミナー&勉強会企画多数あり

午前

病 棟

病 棟

救急総診
外 来

病 棟

病 棟

午後

病 棟

病 棟
手 技

救急総診
外来・病棟

病 棟

病 棟
手 技

ジャーナル
クラブ

多職種
カンファレンス

内 科
勉強会

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研修評価

指導医、他職種及び自己研修について評価を行う。

1.指導医とレポートなどで評価していく
2.学会発表、論文投稿を行う
3.各科研修修了時に研修総括を行う
4.全研修修了時に全体的に総括、評価を行う

専門医の取得

研修終了後、プライマリケア総合医学会、日本家庭医学会の「家庭医専門医」受験資格が得られます。
※また、日本内科学会教育関連病院の認定病院であり、「日本内科学会認定内科医」「総合内科専門医」の受験資格を得られます。

プログラム終了後の進路

当院医師として勤務可能(歓迎)

希望があればその他の進路希望に関して個別相談に応じます。

国内留学も可能です (個別に相談します)。

募集要項

募集人員

 2名

応募資格

1.2年間の初期臨床研修を修了、あるいは修了見込みの医師。
2.他の科を専攻している医師、子育てや他の事情で一時診療を中断した医師、
  将来開業に備えて地域医療を経験しておきたい医師。
3.一生のうち短期間でも北アルプスの麓に住んでみたいと希望する医師
  もどうぞ歓迎します。

研修期間

 3年間または4年間
(平成28年4月1日開始)

応募期間

 随時募集
(応募者と相談の上決定します)

応募書類

選考方法

 書面審査、面接試験

処遇

身  分

 市立大町総合病院常勤医師
(大町市病院事業企業職員)

給  与

 当院給与規程による
【例】卒後3年目の場合、卒後の年数によって増額となります

賞  与

 年2回

勤務・休暇

 当院就業規定に基づく

時間外手当
当直手当

 あり

住宅手当

 あり

社会保険

 健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険、地方公務員共済加入

医師賠償責任保険

 あり(病院で加入)

お問合せ先

市立大町総合病院 総務課
〒398-0002 長野県大町市大町3130番地
担当: 田中 ・  丸山
TEL: 0261-22-0415
FAX: 0261-22-7948
E-mail :hospital@hsp.city.omachi.nagano.jp