病院事業管理者の挨拶

院長 井上 善博

【病院事業管理者兼院長の挨拶】

 平成27年春よりお産を休止することになり、地域の皆様に大変ご心配をおかけいたしましたが、幸いにも約半年後にはお産を再開することができました。地域の皆様からは、産婦人科の医師確保に協力を求める要望書に、4万9千もの署名をいただき大変ありがとうございました。また、長野県や信大のご尽力に大変感謝いたします。平成16年の新しい医師臨床研修制度発足後、当院は医師不足に悩まされていますが、幸いにも平成26年より信州大学総合診療科の研修病院に指定されたこともあり、内科総合診療科医が充実し始め、今年4月には初期研修医2名、後期研修医1名が加わりました。信州大学からの臨床実習生も増え病院が活気づいております。
 当院は昭和2年創立以来、長い間大北医療圏の基幹病院として地域に密着した医療を行ってまいりましたが、高齢者の急増等の人口構成や医療事情の変化に対応するため、救急医療や急性期の医療にもこれまで以上に充実を図りつつ、平成28年初めより、地域包括ケア病棟を開設し、さらに訪問診療、訪問リハビリにも注力するようにいたしました。平成28年度は、地域医療構想を踏まえた新公立病院改革プランを提示する必要があります。近隣の病院との機能分担や経営の効率化、経営形態の見直し、さらに再編・ネットワーク化など超えなければいけないハードルは大変高いですが、これからも地域に密着した病院を目指し、医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの一翼を担えるよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

2016年7月

病院事業管理者兼院長 井上 善博